スロットの目押しで滑るわけ
スロットには大当たり図柄と呼ばれるものがあり、多くのものは7の数字に似たような形になっています。この形のものを揃えることができれば、大当たりとなり一定数のメダルを獲得することができます。
大当たりや小当り(レギュラーボーナス)の柄は、大きなものもあり、目押しをすれば簡単に揃えることができるような感じがします。
しかし、実際にはどんなに狙っても大当たりの状態にならない限り、リールが滑り、大当たりの絵柄を揃えることができないようになっています。
なぜこのようになっているのかというとスロットのリールには制御機能があり、ストップボタンを押してから4コマ(4つの絵柄分)まで滑ることができます。そのため、大当たりの絵柄を狙ってもスロットマシン側のリール制御により、押している人の自由に柄を揃えることができません。
これは、大当たりの絵柄だけでなく、子役と言われるようなベルやスイカといった数枚の払い出しがあるものも同じです。逆に言えば、制御機能がついているので、絵柄がどこにあるのかわからなくて適当に押したとしても子役が揃うようになっています。
機種によって、子役が揃わない機種もあるので、そのときには自分で目押しをして子役を揃えるようにしなければいけないものもあります。
リールの制御は、スロットの機械ごとに決められた手順で押す必要があり、指定された手順以外の方法で押すと、リールの滑りが生まれなくなり、取ることができる子役を取り逃すことにもなるので注意が必要です。
スロットレバーを叩いた瞬間に、大当たりなのか、子役なのか、外れなのかが抽選されます。大当たりに当選をすれば、リールの制御が変わり決められた大当たりの絵柄を揃えることができます。
この際にもリールは滑る構造になっているので、完璧に目押しができなくても揃えることは可能です。したがって上手い人は、リールの滑りが起こったのか起こらなかったのかを判断して、即座にボーナスを揃える上級者もいます。