スロットの有利区間ってどんなもの
最近のスロットでよく聞く言葉に有利区間というものがあります。有利区間とはどのようなものでしょうか。簡単に説明をすると有利区間は「ボーナスやAT、ARTの抽選を受けることができる区間」のことです。
5.9号機と呼ばれる台から登場したこのシステムは、ボーナス時に払い出しをされる出玉の数を抑制させる効果があるとして採用されました。有利区間を持つ台を打ち始めると、最初は非有利区間が数ゲームあります。
その後、有利区間が始まり、区間の長さは最長で1500ゲームまで、この区間を越えるとボーナス中であっても強制終了ということになります。5.9号機のときには1ゲームあたりのボーナス時、純増枚数が2枚までと制限をされていたため、どんなに頑張っても最大で3000枚までしか出すことができなくなりました。
そして、この規制は6号機になっても続き、6号機では最大の獲得枚数が2400枚で、これを越えたら強制的に有利区間が消滅するようになっています。
6号機になってからは有利区間と非有利区間の滞在比率に対する取り決めがなくなったので、一定のところに天井機能を設けてボーナスを発動させることができるようになりました。まら、5.9号機のときには純増の枚数が1ゲームあたり2枚と制限をされていたために、有利区間が先に終わってしまい、たくさんのメダルを獲得できないケースが有りました。
そこで、6号機からは純増枚数を5枚とすることで、有利区間が終わってしまう前に最大枚数の2400枚に到達することができるようになっています。
6.1号機では、さらに純増枚数の増加が期待され、既に1ゲームあたりの平均純増枚数が10枚を超えるようなマシンも登場しています。
一方で、有利区間中における抽選の確率が下がっているので、ボーナスに当たりづらく、天井まで連れて行かれることが増えています。有利区間は滞在中必ず表示をしなければいけない決まりとなっているので、有利区間になっているのか、なっていないのかで設定変更や宵越し天井を見抜くことも可能です。